埼玉県にお住いの57歳男性(流通・小売系:ショップ店員)が2023年4月頃に読んだ『手帳で夢をかなえる全技術』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『手帳で夢をかなえる全技術』を購入したきっかけ
もともと手帳が好きで、能率手帳や大学教授の考案した手帳などを使っていました。
手帳の紹介や使い方を解説したネットの動画もよく見ていましたが、その中で高田晃氏の「手帳の強化書」というサイトがありました。
ここでは手帳の使い方はもちろんですが、それに伴う時間の使い方や目標設定の考え方など、参考になることが多くありました。
後に、高田氏がサイトで紹介していたノウハウをまとめた本があることを知り、読んでみようと思いました。
『手帳で夢をかなえる全技術』の概要
手帳を単なるスケジュール帳とするのではなく、その使い方で毎日を変え、人生を変えることもできるツールであるというものです。
自分の役割や目標を手帳に書くことによって、これらを常に意識するということ。
目標を立てたら、それを達成するのに何をするのか、例えば1年後に達成する目標を立てたら、今から半年後にはどこまで進めるか、3カ月後にはどこまで進めるかと計画を細分化していき、それを日々やることに落とし込んでいくことで達成できるようになるというものでした。
基本情報
- 著:高田 晃
- ISBN:9784756921109
- 出版社:明日香出版社
- 判型:B6
- ページ数:240ページ
- 定価:1500円(本体)
- 発行年月日:2020年10月
- 発売日:2020年10月12日
- 国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDX
『手帳で夢をかなえる全技術』のYouTube(ユーチューブ)
『手帳で夢をかなえる全技術』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「サムの本解説ch」チャンネルが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『手帳で夢をかなえる全技術』から学んだことの要約とまとめ
『手帳で夢をかなえる全技術』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 夢の実現に手帳は有効なツール
- 夢を実現するため行動に落とし込んでいく
- 手帳を活用し夢をかなえるための時間を確保する
手帳をマネージメントツールとして活用するための本であり、人生を自らデザインしていくための本です。
スケジュール管理は決まっている予定を書いていくことだけではなく、自分で決めた目標に向かって、何をどう進めていくのか、いつまでに何をやるのかを可視化することで、実際の行動につなげることも重要なことだと理解しました。
行動に移すために必要な情報を一元管理するために、手帳というツールは非常に優れているものであると思いました。
夢の実現に手帳は有効なツール
あれがしたい、これがしたいと考えるだけでは、やりたいことは実現しません。
スケジュール管理だけならばデジタルでも良いのですが、自分の思い描く役割、目標などは手書きというアナログの方がより意識することができます。
そのためには手帳が有効なツールになります。
目標実現のための行動を年、月、週、日と細かく分けて、スケジュールに落とし込んでいけば、今日は何をするのか、半年後にはどんな形になっているかなどが見えるようになります。
夢を実現するため行動に落とし込んでいく
夢の実現のためには自分の役割を定め、価値観を明確にしていくことから始めます。
そこから理想の未来像を描き、それを手帳でビジュアル化していきます。
具体的な未来像が見えたら、実現に向けて年間計画、3カ月計画と長期の計画を作ります。
毎年1月に1年の目標を決めていても、未来像がはっきりしていなければ、場当たり的な目標にしかなりません。
さらに1カ月、1週間、1日と短期計画を作ることで、今日は何をするのかが明確になり、行動しやすくなります。
手帳を活用し夢をかなえるための時間を確保する
忙しいからできないではなく、夢の実現のために活動するための時間を確保するために、やるべき仕事ややりたいことなどに優先順位をつけていくことが大事になります。
優先順位に沿って、それぞれを自分のスケジュールに入れていくことでやりたいとこの時間をきちんと確保することができます。
また手帳に記録することで行動の傾向がわかりますので、1カ月ほどたったところで傾向を確認し、理想と現実の乖離があれば、調整をしていくとこができます。
『手帳で夢をかなえる全技術』の感想
これまで何冊か手帳術の本を読みましたが、あまり長続きしませんでした。
異動などで仕事内容が変わってしまうと、スケジュールを組み方や、必要な情報が変わってしまうことも多く、それまで行っていた手帳術を一から見直すことになっていました。
今回この本を読んだことで、そもそもの具体的な未来像のないままに仕事をやろうとしていたために、うまくいかなくなっていたことがよくわかりました。
未来像がはっきりしていれば、条件が変わったとしても手帳の使い方そのものは大きく変える必要がないと思いました。
『手帳で夢をかなえる全技術』の評価や口コミ
他の方が『手帳で夢をかなえる全技術』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
おはようございます☀
そろそろ新しい手帳に変えるころ
毎年12月から新しい手帳に変えてます
例年と違う手帳に挑戦『夢をかなえるデザイン手帳2024』
『手帳で夢をかなえる全技術』の著者 高田晃さんプロデュースの手帳です
手帳は単なるスケジュール帳ではない。使い方ひとつで人生を変えられる pic.twitter.com/SIKDJtHDqG
— じこぼー📚バツイチ読書好き (@jicoboh) November 14, 2023
高田晃さんの
「手帳で夢をかなえる全技術」に
手帳が続かない人の
5つの共通点っていうのがあって1、手帳をスケジュール帳として捉えている
2、字が汚いことを気にする
3、常に持ち歩かない
4、自分に合わない手帳を使っている
5、完璧の着きこなそうとする1以外全部当てはまってます💦 pic.twitter.com/EOptau1seE
— ちまちま (@tibipponn777) February 5, 2023
【読了】『手帳で夢をかなえる全技術』高田 晃 ☆2 https://t.co/2fTbyXXBha #booklog
— たまごむし-メモ (@ariyaki) January 24, 2023
手帳で夢をかなえる全技術/高田晃
手帳をなかなかうまく使いこなせていない気がして読んでみた本。読んでよかった。とにかく動いたもん勝ち。そして夢に向かって日々の行動を律する。そのための手帳。https://t.co/8b15VSXtkL— もっぴー Ι 本と山と写真 (@moppi_books) February 11, 2023
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
仕事については、自分の今の役割から目標を定め、目標実現に向けて行動計画を細分化し日々の業務に取り組むようにしていけるよう、手帳に書き始めたところです。
より具体的な行動計画を作り、毎日の業務の中に入れていくようにしていきます。
またこれまではなんとなく楽しんでいた趣味の部分でも、より楽しめるように必要な目標を立てようと思っています。
実際の趣味そのものは目標云々というものではありませんが、趣味に使う道具の購入にあたり、いつまでにいくら貯めていけばよいかなどを具体化しようと思っています。
次に読みたいと思っている本は『メモで自分を動かす全技術』です。
同じ筆者の本なので、メモをどのように活用しているのかを学びたいと思います。