愛知県にお住いの27歳男性(学校関係:会社員)が2023年7月頃に読んだ『社会人大学人見知り学部 卒業見込』のレビューをご紹介します。
本書の概要や内容をわかりやすく要約してまとめておりますので、書籍を読んで学んだことや感想、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。
目次
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』を購入したきっかけ
芸人さんの深夜ラジオを聞いたのをきっかけに芸人さんのトークにハマりました。
なんでこんなに面白いなのだろうか?この人たちはどこでこんな面白い話術をゲットぢたのだろうか・・・?という疑問がたくさん生まれてたどり着いたのがこの本でした。
読んでみると芸人さんの売れていなかった時代の話、さらにさかのぼった学生時代、幼少期の話などが載っており、どのように人格が形成されていったのかがわかる内容でした。
そのころの経験が今につながっていると知り買ってよかったと思いました。
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』の概要
芸人さんの幼少期、学生時代、社会人になって以降を振り返るような内容です。
その時その時に人間と対しながら起きた問題や疑問たちが永遠と書かれています。
社会との差を感じたりぶつかったりすることで自分の性格を知り、どうしたらもっとうまく生きていけるのか、どうしたらもっと自分らしく生きて行けるのかといった自己啓発のような部分もあります。
しかし決して命令口調ではなく自分の過去を紹介していくので第三者的目線で読み進めていくことができます。
基本情報
- 著:若林 正恭
- ISBN:9784040680880
- 出版社:KADOKAWA
- 判型:4-6
- ページ数:221ページ
- 定価:1200円(本体)
- 発行年月日:2013年05月
- 発売日:2013年05月17日
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』のYouTube(ユーチューブ)
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』についてYouTube(ユーチューブ)でわかりやすく解説してくれている動画がないか調べてみました。
「YouTube図書館」チャンネルが細かく解説してくれているので、本を読む時間がない方はこちらのYouTube(ユーチューブ)動画をおすすめします。
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』から学んだことの要約とまとめ
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』から私が学んだポイントは大きく3つの内容です。
私が学んだこと
- 人とのかかわり方に緊張してしまう人へのヒント
- 不器用な生き方でしか生きていけな人へのエール
- どれだけ周りに出遅れても自分に集中して進むことで見えてくる景色
社会との葛藤に悩んでいる20代の若者に読んでほしいです。
社会人になると自分のメンタルやモチベーションのコントロールを自己責任でするようになります。
なかなかそうは言ううもののどうしたら自分は調子を保っていけるのか悩むと思います。
20年ほど前に同じような時代を過ごした筆者がどのように20代を生きていたのか。
そしてその当時の経験が後々30,40代となってどう響いていくのか。
そういったことが面白おかしく載っています。
人とのかかわり方に緊張してしまう人へのヒント
人と話すときに緊張してしまう。
何を話せばいいのか頭が真っ白になってしまう。
そういった経験が社会に出て過ごしていると経験する人もいるかと思います。
そういった人たちのためにたくさんの同じような経験をしてきた筆者がつらつらと過去の話を述べていきます。
その一つ一つのエピソードが時間が経った今でも共通することに気づき読む人の悩み解決へのヒントとなっていくと思います。
繊細な心を持つ人にとにかく読んでいただきたいです。
不器用な生き方でしか生きていけな人へのエール
自分の感情があふれ出て暴走してしまう人に読んでいただきたいです。
家庭環境、親の性格、教わってきた教育・・・そういったものが社会に出ると全く異質なものだったと気づくこともあると思います。
そして今までの自分の常識と社会の常識のズレによって感情がぐちゃぐちゃになることもあるかと思います。
実際にそんな体験をたくさんしてきた筆者がその不器用さを前回に出しつつ自分のことを話していきます。
まだまだ発展途上であることを理解しながら最後には自分を受け入れていきます。
どれだけ周りに出遅れても自分に集中して進むことで見えてくる景色
人より劣っている。
そういった劣等感は誰しもが持ちます。
でも自分でコントロールして処理できる人もいれば、ずっと心にこべりついてうまく処理できず、他のところで悪い影響が出てきてしまったりもします。
でもどれだけ人に後れを取ろうがそれはその時その時できちっと自分の中で答えを出そうとしているからそうなるだけであり、逆に言えば着実に堅実に進んでいることにもなります。
そういった劣等感を特に強く感じる人に読んでいただきたいと思います。
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』の感想
自分が今抱えている問題を解決するヒントがたくさん散りばめられていて、さらに単純に読んでいてい笑えるような面白い内容だったのでもっと早く出会っていたかったと思いました。
今までにこんな本に出合ったことはありません。
最後にまとめで書かれている人間関係の難しさに関しては本当に共感の塊でした。
そしてどれだけ難しかろうが人から思われようが自分にあった人付き合いをして、自分が笑えるような方法をとるのが一番であることを気付かせてくれました。
何度も何度も読み返したい書籍です。
『社会人大学人見知り学部 卒業見込』の評価や口コミ
他の方が『社会人大学人見知り学部 卒業見込』を読んでどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。
私昨日ちょうど若林の『社会人大学人見知り学部卒業見込』読み終わって、あんなに斜に構えてた人間が丸く大人になって…まぁ…🥹みたいな気持ちになったところで今朝東京ドームライブの映像をニュースで見て素晴らしいなって思いました。行きたかった🥹
— まよ (@mayolabox) February 18, 2024
若林正恭著 社会人大学人見知り学部
卒業見込不思議な本だった
本業が芸人だからだろうか
表現力や構成はプロの作家とはやはり異なっていた
そこには感動もなく、苛立ちもなく
だが、ただただ延々と読んでいられたライ麦畑のど真ん中を突き進むように#読了 pic.twitter.com/kNzJpJOozI
— 城ねこ (@shiroshinbun) February 21, 2024
「社会人大学人見知り学部卒業見込」の韓国語版が出てたの初めて知ったけど展示のナンバーが#309だったのが超個人的に胸熱だった…🐱 pic.twitter.com/M1kY1lenee
— s (@suyawkb) February 19, 2024
みなさん本書を読んで学んだことが多いみたいですね!
おわりに
実生活の仕事、プライベートなどの特に人間関係で使えると思います。
周りの目が以上に気になってしまう中でどうしたら自分がリラックスして人と関われるかがわかりました。
知人や友人の数は多くなくてよくてむしろ少ないけど濃い関係が大事なんだなと。
それをどう作っていくかなんだなと分かりました。
なかなか一般的ではないこの考え方で構築するには難しいのですが、どのみち簡単な道でも悩み苦しむのであれば濃い関係を望むことに集中しようと決心できました。
次に読みたいと思っている本は『ナナメの夕暮れ』です。
筆者の続編なので歳を取ってからどんな考え方の変化があったのかを知り、自分に生かしたいと思っています。