神奈川県にお住いの33歳男性から2021年11月頃に購入されたFUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lensデジタルカメラを実際に使ってみたレビューをご紹介します。
目次
デジタルカメラを欲しいと思ったきっかけ
もともと持っていたFUJIFILMのミラーレス一眼カメラ(X-A1)が古くなってきたことや動画性能が低いこともあり、よりよいスペックを求めて新しい機種を購入しました。
レンズはFUJIFILMのものを持っていたので、まずはFUJIFILMで探していましたが、価格帯も性能もバランスが取れたX-S10の購入を決めました。
X-S10は通常のカメラとしても良いですが、手振れ補正がとても良いので、動画機としても優秀です。
デジタルカメラの候補にあがっていたもの
値段、性能、持ち歩きやすさ、見た目で悩んでいました。
他の機種は中身はたいして変わらないのに、手振れ補正機能に弱いことや機能に対して値段が高いことなどがあり、また動画機としてもそこまで優れているわけではないという口コミもあったので、これらは見送りました。
昨今の半導体不足もあり、在庫がない場合が多かったため、値段交渉に応じられないだろうと判断したのもきっかけです。
特にX-E4はフラットなボディをしているため、手で持った時に持ちにくいと判断しました。
FUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lens
FUJIFILM X-E4
FUJIFILM X-T30
FUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lensデジタルカメラに決めた理由
値段はそこまで大きく変わらないのですが、バリアングル液晶を備えていること、持ちやすさや動画性能が良いことが決め手となりました。
また、昨今の半導体不足の影響でカメラ本体の在庫が少なく、最新機種は手に入りづらいこともあり、在庫がまだあったX-S10は購入しやすい製品でした。
ボティ本体の定価は13万円を超えますが、発売してから1年くらいは経っていたため、値下げ交渉にも応じてくれました。
持ち歩きやすさも重視していましたが、他の機種に比べてコンパクトでした。
FUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lensデジタルカメラのスペック
スペック
- 撮像素子サイズ:23.5×15.6mm ※APS-Cサイズ、X-Trans CMOS 4センサー、 原色フィルター採用
- 手ブレ補正機能:有 ※センサーシフト方式5軸補正、最大6.0段(CIPA規格準拠、ピッチ/ヨー方向)
- マウント:FUJIFILM Xマウント
- 有効画素数:2610万画素
- 記録画像形式:JPEG ※DCF Ver.2.0準拠、Exif Ver.2.3、 DPOF対応 / RAW ※14bit RAF独自フォーマット
- 動画撮影機能:DCI4K(4096×2160) ※29.97p/25p/24p/23.98p 200Mbps/100Mbps 連続最大約30分まで / 4K(3840×2160) ※29.97p/25p/24p/23.98p 200Mbps/100Mbps 連続最大約30分まで / Full HD(2048×1080) / 59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98p 200Mbps/100Mbps/50Mbps 連続最大約30分まで / Full HD(1920×1080) ※ハイスピード動画
- シャッタースピード:メカニカルシャッター ※Pモード:4秒~1/4000秒 Aモード:30秒~1/4000秒 S/Mモード:15分~1/4000秒 バルブ:最長60分 / 電子シャッター ※Pモード:4秒~1/32000秒 Aモード:30秒~1/32000秒 S/Mモード:15分~1/32000秒 バルブ:1秒固定 / メカニカル+電子シャッター ※Pモード:4秒~1/32000秒 Aモード:30秒~1/32000秒 S/Mモード:15分~1/32000秒 バルブ:最長60分 / 動画 ※FHD:1/4000秒~1/24秒
- 連続撮影速度:30コマ/秒 ※電子シャッター設定時、1.25 X クロップ / 20コマ/秒 ※電子シャッター設定時
- 最低撮影感度:160 ※拡張モード(ISO/80/100/125)
- 最高撮影感度:12800 ※拡張モード(ISO25600/51200)
- 液晶サイズ:3型 ※TFTカラー液晶モニター、約104万ドット
- タッチパネル:対応
- 可動式液晶:バリアングル式
- ファインダー:0.39型有機ELファインダー ※約236万ドット
- ファインダー視野率:100%
- ファインダー倍率:0.62倍 ※35mm判換算50mmレンズ、無限遠、視度 -1m-1のとき
- 対応メディア(メモリーカード) SDメモリーカード ※~2GB / SDHCメモリーカード ※~32GB、UHS-I対応 / SDXCメモリーカード ※~2TB、UHS-I対応
- 電源:充電式バッテリー
- 標準撮影可能枚数:325枚 ※ノーマルモード時、XF35mmF1.4 R使用時
- Wi-Fi:対応 ※IEEE802.11b/g/n(無線LAN 標準プロトコル)
- Bluetooth:対応 ※Bluetooth Ver. 4.2(Bluetooth low energy)
- 内蔵ストロボ:有 ※手動ポップアップ式 TTL調光フラッシュ(スーパーiフラッシュ)、ガイドナンバー:GN約7(ISO200・m)/GN約5(ISO100・m)
- 重量:465g ※バッテリー、 SDメモリーカード含む / 415g ※バッテリー、 SDメモリーカード含まず
- 付属品:充電式バッテリーNP-W126S(リチウムイオンタイプ)、専用USBケーブル、ヘッドホン用アダプター、ショルダーストラップ、ボディーキャップ、使用説明書、保証書一式
- 公式サイト:https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-s10/
<liサイズ:幅 126mm / 高さ 85.1mm / 奥行き 65.4mm ※最薄部32.9mm
私は本体で購入しましたので、価格は128,000円でした。
FUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lensデジタルカメラを実際に使ってみた
街でのスナップ写真やツーリング先での風景などを撮っています。
また、まるで映画のような動画もとることができるため、Vlogを始める方にもおすすめです。
液晶モニターはバリアングルになっているため、自撮りも楽に行えると思いますし、レンズ次第では上位機種に負けないくらいの写真がきれいに撮れるので、重宝しています。
AFも素早く、あまり迷うこともありませんし、FUJIFILM独自のフィルムシミュレーションも搭載されており、色々な写真を撮ることができます。
使ってみて気に入っているところ
AFが速いところが一番気に入っています。
古い機種はAFでフォーカスを固定するまでに多少時間がかかり、撮りたかった瞬間を逃す場合がありますが、瞬時に固定してくれるので、シャッターチャンスを逃すことは少なくなりました。
黒いボディで、最近のFUJIFILMのレンズにすごくマッチした感じになります。
コンパクトな機種のため、小さいカメラバッグに入れて持って行っても邪魔になることはなく、小さいショルダーバッグにカメラとレンズ3本を入れて出歩いたりしています。
こんな方にはおすすめしたい
- FUJIFILM独特の色味を求めている方
- 動画も撮りたい方
- Vlogを始めてみようと思う方
- 元々FUJIFILMのレンズを持っている方
- コンパクトで本格的なカメラを求めている方
使ってみて気に入らなかったところ
電池の持ちがあまり良くなかったところと、ファインダーの画質がそこまで良くなったところです。
手振れ補正や色々なセンサーを動かしているため、電池の減りはそこそこ速いかなと感じます。
動画をメインにしたい場合には外部電源等を考えた方がいいかと思います。
また、ファインダーの画質はあまりよくありませんので、見ている画像と撮った画像の差が大きいのですが、当然、撮った画像のほうが綺麗なので、そこは特に問題視しなくてもよいかとは思います。
こんな方にはおすすめしない
- カメラの設定方法などがよくわかっていない方
- FUJIFILM以外のレンズをお持ちの方
- 動画は特に撮らないという方
- 10万円以上の予算はないという方
- かわいいものを求めている方
FUJIFILM X-S10 Mirrorless Digital Camera Lensデジタルカメラ購入後の生活
カメラを持って出かけることが多くなり、このカメラであれば街でスナップ写真を撮っていても絵になるので、気軽に撮ることができます。
また、コンパクトであるためにレンズを数本持って出かけても全く荷物になりません。
ちょっと撮ってみて良かったらインスタなどに上げてみると、写真好きの方から色々コメントなどがもらえて楽しいなと感じました。
これからどんな写真を撮っていこうか、という勉強をするきっかけにもなりました。