小説のレビュー

【ネタバレ注意】小説『誘拐遊戯』のレビュー!小説を見た感想は「想像していなかった結末に衝撃!!」

長崎県にお住いの21歳男性(学生)が2022年1月頃に読んだ小説『誘拐遊戯』のレビューをご紹介します。

小説を見た感想や読みどころをネタバレ覚悟で解説しておりますので、小説を見る前に面白いのか知りたい方、評価や口コミが気になっている方は参考にしてください。

この小説の読みどころ

  • 初見ではわからない犯人の正体
  • 主人公の事件に対する異常なまでの固執
  • 犯人が主人公にこだわる理由

小説『誘拐遊戯』を読もうと思ったきっかけ

この本を読もうと思ったきっかけは、作者である知念実希人さんの本を日頃から読んでいたからです。

知念さんは医療関係のお仕事をされていることもあり、医療現場でのミステリー系統の本を出版されているのですが、この本はタイトルにもある通り「誘拐」という医療とは全く関係のない話となっており、大好きな作者が普段とは違う系統の本を書いたということもあり、読んでみようと思いました。

また、知念さんは別の小説の中でも頻繁に刑事を出すことがありますが、主人公になることはなかったです。

しかし、この本はメインを誘拐事件として刑事を主人公にしており、あまり私自身サスペンス系の小説は読んでこなかったことも読もうと思った理由の1つです。

小説『誘拐遊戯』の内容

この本の物語は「誘拐」という犯罪行為を起こし、身代金を要求するだけでなく誘拐された人を人質にし、刑事とゲームをするという歪なものとなっています。

刑事に指示を出す人を「ゲームマスター」呼び、ミッションを出していきます。ミッションに失敗すれば人質は殺され、ミッション失敗となります。

さらに、このゲームはミッションを達成することが難しくなっており、物語の主人公は本編の数年前にゲームに失敗してしまって刑事をやめてしまっています。

この時に犯人は逮捕できず、再び同じ犯人と思われる人物から誘拐をしたとの連絡が入り、なぜかゲームに挑戦する人はもう刑事ではなくなってしまっている主人公と指名されて、再び「誘拐遊戯」が始まるのでした。

小説『誘拐遊戯』の作品情報

作品情報

小説『誘拐遊戯』のあらすじ

東京・白金で暮らす女子高生が誘拐された。
身代金は5000万円。
犯人を名乗るのは、4年前の女子中学生誘拐事件の犯人「ゲームマスター」。
交渉役には元警視庁刑事・上原真悟を指名。
ゲームマスターのミッションを果たすべく、上原は池袋、豊洲、押上など、
東京中を駆け回るが……。

小説『誘拐遊戯』の読みどころをネタバレ覚悟で解説

私がネタバレ覚悟で解説したい小説『誘拐遊戯』の読みどころは大きく3つです。

この小説の読みどころ

  • 初見ではわからない犯人の正体
  • 主人公の事件に対する異常なまでの固執
  • 犯人が主人公にこだわる理由

初見ではわからない犯人の正体

1つ目の読みどころとして、主人公が犯人の指示をなんとかクリアしていくところにあります。

ミッションの1つには主人公の主人公の娘との関係を壊すようなミッションもありますが、見事クリアしていき、もう刑事ではないにもかかわらず事件を解決しようとして行きます。

それは、主人公は過去に不倫をしており、それが原因で妻と離婚したことを娘には黙っていましたが、犯人はなぜかそのことを知っており、それを制限時間内に娘に話すように要求してきます。

主人公は最初こそ話そうとはしませんでしたが、自分のせいで誘拐された人を2度も殺されたくないとその秘密を娘に話して、事件を解決しようとしていきます。 

主人公の事件に対する異常なまでの固執

事件自体はほんの半ページぐらいで終わりますが、事件で犯人を逮捕することはできませんでした。

しかし、もう刑事でもなく一般市民の身分でありながら、主人公は犯人を刑事に秘密にして探し始めます。

ここで、元刑事であるため、今回の誘拐事件と前回の誘拐事件の共通点等を探して、犯人を特定することができます。

その途中で、刑事に情報を寄越すように脅されたり、娘との関係を戻そうとしたり、元々体に病気を抱えており、その病気に苦しみながらも犯人を特定していく様子は読み応えがあります。 

犯人が主人公にこだわる理由

最後に犯人を逮捕してホッとしている主人公の前に一つの電話が入ります。

それは、娘からの連絡で、大事な話があるからと呼び出されます。

この大事な話というのが、事件に関わる真の真相となっており、主人公も娘がなぜそのことを知っているのか、また、事件を解決するために娘も全力に協力していたのに、全て知っていたのかと驚かされる場面があります。

しかし、娘がなぜそのことを知っていたのか、なぜ主人公に黙っていたのかということを知ると娘の異常性を知り、驚愕させられました。

小説『誘拐遊戯』を読み終わった感想

この本を読み終わった後は、すぐに前のページ等を読み戻しました。

自分が読んでいて、綺麗に物語が終わろうとした 最後の数ページで全く予想にもできなかった事実が判明したからです。

そして、そのことを示唆している部分が実は序盤の方から出て来ており、もう1度読み返すことでなんでわからなかったのだろうかと思わされました。

事件のミッションの意味なども考えながら読んでいくことで、この本が伝えたかった本当の意味を理解することができますが、初見では到底不可能だろうと思いました。

小説『誘拐遊戯』で印象に残った名言

私が小説『誘拐遊戯』を読んで特に印象に残った名言です。

「上原真吾」のセリフ

ゲームオーバーだ

小説『誘拐遊戯』の評価や口コミ

他の方が小説『誘拐遊戯』を見てどう思われているのか、評価や口コミを調べてみました。

おわりに

私が小説『誘拐遊戯』を読んだ感想や読みどころをネタバレ覚悟で解説してきましたが、「面白い」と感じられた方はぜひ読んでください。

次に読みたいと思っている小説は『崩れる脳を抱きしめて』です。

主人公は病院の研修医でそこに脳腫瘍で入院してきた女性と出会い、二人とも悩みを抱えていましたが、病院内で心を通わせていきました。

そして、研修医だった主人公は実習を終え、病院を離れますが、間も無くして女性が亡くなった知らせが入ります。

脳腫瘍を抱えていた女性でしたが、死因はどうやら違うらしく、なぜなくなったのか主人公は走り出していく話です。







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