キーボードはパソコンやタブレットなど文字を入力するタイピングに重要な周辺機器の一つです。
有線や無線、キーボードの仕様など様々なラインナップがあり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで、今回はキーボードの選び方から有線と無線のキーボードのおすすめまでまとめましたので、是非、参考にしてください。
目次
- 1 キーボードの選び方
- 2 有線キーボードのおすすめ7選
- 2.1 ELECOM:TK-FCM108X|1,000円台の有線薄型フルキーボード
- 2.2 BUFFALO:BSKBU100|1,000円以下のUSB接続の有線スタンダードキーボード
- 2.3 BUFFALO:BSKBM01|2,000円台のMacに特化したキー配列のルキーボード
- 2.4 BUFFALO:BSKBUG500|2,000円台の有線ゲーミングキーボード
- 2.5 Logicool:K840|8,000円台のメカニカル有線キーボード
- 2.6 PFU:REALFORCE R2 Limited Edition PZ-R2TLSA-US4-BK-Z|3万円台の英語配列でテンキーレス
- 2.7 PFU:HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB800BS|3万円台のスピード重視なタイピングを叶えるキーボード
- 3 無線キーボードのおすすめ15選
- 3.1 Logicool:K270|1,000円台のUSBワイヤレスキーボード
- 3.2 ELECOM:TK-FDM063|1,000円台のマウスとセットのUSBワイヤレスフルキーボード
- 3.3 Logicool:K120|1,000円台の有線キーボード
- 3.4 Logicool:MK275|2,000円台のマウスセットのUSBワイヤレスキーボード
- 3.5 Anker:AK-A7726121|2,000円台の横幅28.4cmウルトラスリムBluetooth キーボード
- 3.6 Logicool:K275|2,000円台のUSBワイヤレスキーボード
- 3.7 ELECOM:TK-FDP099T|2,000円台のUSBワイヤレス薄型コンパクトキーボード
- 3.8 SANWA SUPPLY:SKB-BT22BK|2,000円台のBluetoothスリムキーボード
- 3.9 Logicool:K380|4,000円台のマルチデバイスBluetoothキーボード
- 3.10 iClever:IC-BK06Lite|4,000円台の折りたたみ式のBluetoothキーボード
- 3.11 iClever:IC-BK22|4,000円台のJIS配列のBluetooth5.1キーボード
- 3.12 ELECOM:TK-FLP01BK|5,000円台のマルチペアリング対応の折りたたみBluetoothキーボード
- 3.13 Apple Japan:Apple Magic Keyboard MLA22J/A|1万円台のアップル純正Bluetoothキーボード
- 3.14 Logicool:K780|1万円台のマルチデバイスBluetooth キーボード
- 3.15 Logicool:MX KEYS KX800|2万円台のクリエイターに最適な創造性の高いキーボード
- 4 まとめ
キーボードの選び方
キーボードの選び方は最低限「接続方法」「キーの配列」「キースイッチの入力方式」「キーピッチ」「キーストローク」「テンキー・Fキー」「防水性」をチェックしておきましょう。
接続方法(有線・無線)
キーボードの接続方法には有線タイプと無線タイプの2種類があります。
有線タイプのキーボードのメリットはタイピングから入力されるまでの反応がはやく、遅延がないため快適に入力することができ、有線で繋いでいるため電池切れの心配もありません。
ただ、デメリットはケーブルがあるので見た目は少しごちゃついてしまいますが、キーボードの反応の遅さにイライラすることもないので、タイピングを良くする方やゲームなどに適しています。
無線タイプのキーボードのメリットはケーブルがないのでパソコンデスクの上もごちゃつかない利点があり、持ち運びもケーブルが邪魔にならないので、外出先で使用する場合にも便利です。
デメリットは、入力を受信するレシーバー(USB方式・Bluetooth)までに遮蔽物があったり無線が混線している場合に、タイピングと入力されるまでのラグが起ことや、電池切れになった場合に使えないことです。
おすすめはタイピングが多い方やゲームをする方は「有線タイプ」、複数のデバイスで使用するなら「Bluetoothの無線タイプ」、パソコンのみで使用してデスクをスッキリさせたい方は「USB方式の無線タイプ」を選ぶと良いでしょう。
キーの配列(日本語配列・英語配列)
キーボードのキーの配列には「日本語配列」と「英語配列」の2種類があります。
基本的に日本語配列を選べば問題ありませんが、プログラミングをする方など英語を使用する機会が多い方は英語配列を選ぶなど、使い慣れた配列や使用予定に合わせて選べばよいです。
日本語配列キーボードには「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ ひらがな」キーがありますが英語配列キーボードにはなく、「スペースキー」「Enterキー」「Shiftキー」の形や大きさも微妙に違っています。
普段使用しているキー配列と異なるキー配列を購入してしまうと使いづらくなってしまいますので、購入の際にはキー配列はしっかりとチェックしましょう。
キースイッチの入力方式の種類
キースイッチの入力方式の種類は大きく「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式」「静電容量無接点方式」の4種類があります。
メンブレン式
メンブレン式は、キーを押し戻す機構としてラバードーム(シリコンキャップ)を採用しているので、このゴムの反発力によって押下したキーが戻ってくる構造になっています。
他の入力方式のキーボードと比べると、液体をこぼした時にも強い傾向がり、安価で耐久性があり、打鍵音は控えめなので、特にキーボードのこだわりがない方は「メンブレン式」はおすすめです。
パンタグラフ式
パンタグラフ式は、パンタグラフ機構を取り入れたキーボードで常に一定の圧力で接点に接するような構造になっており、ノートPCなどに多く採用されるタイプです。
キーストロークはかなり浅めで、打鍵音は「パチパチ」と音が静かで反発力が少なく、タイピングも疲れにくい特徴がありますが、内部のX型パーツが少々壊れやすいので、乱暴なタイピングは気を付けましょう。
メカニカル式
メカニカル式は、それぞれのキーが独立してバネを用いた構造になっており、他の入力方式よりも丈夫で連続使用しても疲れにくい特徴があります。
キースイッチの打鍵時の感触(重さ)や打鍵音は「赤軸」「黒軸」「青軸」などキートップの軸の色によって異なり、タイピングのやりやすさは店頭で実際に体感をしておいた方が良いです。
タイピング量が多いなどキーボードをたくさん使用するヘビーユーザーは「メカニカル式」がおすすめです。
静電容量無接点方式
静電容量無接点方式は、キーを押したときに物理的な接点がない仕組みで、内部の部品が摩耗しづらい特徴があり、キーボードの丈夫さと打鍵音の静かさを兼ね備えた入力方式です。
「カタカタ」や「パチパチ」とした音ではなく、独特の低めの打鍵音なので音が響きにくい特徴があります。
しかし、他の入力方式のキーボードに比べると価格は高い傾向にあり、ラインナップも多くはありませんので、「とにかくこだわりたい!」という方におすすめです。
キーピッチ
キーピッチは、キートップの中心から隣り合うキートップの中心までの距離を示すもので、標準的なデスクトップ向けキーボードは、キーピッチが19mmのものが主流です。
指が太めの方で普段のキーボードが窮屈に感じている方はキーピッチが標準より広めのものがおすすめで、コンパクトなので持ち運びをする方はキーピッチが標準より狭いものがおすすめです。
キーストローク
キーストロークとは、キーを押下したときの沈み込む深さのことで、キーストロークの深さでタイピングのしやすさはかなり変わります。
一般的にキーストロークが深めのものであれば「キーを押下の感触があり、空振りや誤ったキーを押下するタイプミスが少なくなる」傾向にありますが、高速タイピングには少々不向きです。
キーストロークが浅めのものであれば「キーを押下した時に指先が引っかかりにくく、タイピングスピードが出しやすい」傾向にありますが、キーを押した感覚が薄いのでタイプミスが多くなる場合があります。
タイピング速度と打ちやすさを両立したい場合は「アイソレーションタイプ(キーとキーの間に空間があるもの)」を選ぶと良いでしょう。
テンキー・Fキーの有無
キーボードによっては、Fキー(ファンクションキー)・テンキーがないものもあります。
Fキー(ファンクションキー)とは、Fキーと特定のキーを組み合わせることで使えるショートカットのようなもので、上手く使えば作業時間の短縮にもなります。
テンキーは、キーボードの右側に数字が並べられた部分のことで、テンキーレスよりサイズが大きく、かさばりやすいデメリットはありますが、数字入力が多い方はテンキーがついているキーボードがおすすめです。
防水性
キーボードはデスク上で使用するため、意外と水濡れに気を付ける必要があるパソコン周辺機器の一つです。
防水性能が備わっていて液体が本体から排出されるモデルであれば、不意に飲み物をこぼしても故障の心配がありません。
また、キーボードは皮脂やホコリで汚れがちですが、完全防水タイプであれば丸洗いも可能なので、手軽に清潔にしておくことができます。
有線キーボードのおすすめ7選
キーボードのおすすめを22選を有線キーボードからご紹介します。
また、アマゾンや楽天、Yahoo!ショッピングでキーボードの売れ筋ランキングをご参考にすると、自身にあったキーボードを選びやすくなるでしょう。
ELECOM:TK-FCM108X|1,000円台の有線薄型フルキーボード
スペック
- 接続:有線接続
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2.5mm
- キースイッチ:メンブレン式
- 防水性能:なし
BUFFALO:BSKBU100|1,000円以下のUSB接続の有線スタンダードキーボード
スペック
- 接続タイプ:USB
- キー構造:メンブレン
- キー配列:日本語
- テンキーの有無:有り
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:3mm
BUFFALO:BSKBM01|2,000円台のMacに特化したキー配列のルキーボード
スペック
- 接続:有線接続
- 配列:日本語配列(Mac用)
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2.5mm
- キースイッチ:パンタグラフ式
- 防水性能:なし
BUFFALO:BSKBUG500|2,000円台の有線ゲーミングキーボード
スペック
- キースイッチ:メンブレン
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:4mm
- キー配列:日本語109
- 接続方法:USB
- 本体サイズ(幅×高さ×奥行、以下同):448×39×148mm
- 重量:約765g
Logicool:K840|8,000円台のメカニカル有線キーボード
スペック
- キースイッチ:メカニカル
- サイズ:W445×H34.3×D132mm
- 質量:910g
- 対応OS:Windows
- 接続形式:有線USB
PFU:REALFORCE R2 Limited Edition PZ-R2TLSA-US4-BK-Z|3万円台の英語配列でテンキーレス
スペック
- 接続:無線接続(USB)
- 配列:英語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19.05mm
- キーストローク:4mm
- キースイッチ:静電容量無接点方式
- 防水性能:なし
PFU:HHKB Professional HYBRID Type-S PD-KB800BS|3万円台のスピード重視なタイピングを叶えるキーボード
スペック
- 接続:無線接続(Bluetooth・USB)
- 配列:英語配列
- テンキー:なし
- Fキー:なし
- キーピッチ:19.05mm
- キーストローク:3.8mm
- キースイッチ:静電容量無接点方式
- 防水性能:なし
無線キーボードのおすすめ15選
Logicool:K270|1,000円台のUSBワイヤレスキーボード
スペック
- 接続:無線接続(USB)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:記載なし
- キーストローク:記載なし
- キースイッチ:メンブレン方式
- 防水性能:あり
ELECOM:TK-FDM063|1,000円台のマウスとセットのUSBワイヤレスフルキーボード
スペック
- 接続:無線接続(USB)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:4.0mm
- キースイッチ:メンブレン式
- 防水性能:なし(排水機構)
Logicool:K120|1,000円台の有線キーボード
スペック
- 接続:有線接続
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2.8mm
- キースイッチ:メンブレン式
- 防水性能:-
Logicool:MK275|2,000円台のマウスセットのUSBワイヤレスキーボード
スペック
- 接続:無線接続(USB)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:3.2mm
- キースイッチ:メンブレン式
- 防水性能:防滴加工
Anker:AK-A7726121|2,000円台の横幅28.4cmウルトラスリムBluetooth キーボード
スペック
- 接続:無線接続(Bluetooth)
- 配列:-
- テンキー:なし
- Fキー:あり
- キーピッチ:記載なし
- キーストローク:記載なし
- キースイッチ:記載なし
- 防水性能:なし
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Logicool:K275|2,000円台のUSBワイヤレスキーボード
スペック
- 接続:無線接続(USBレシーバー)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:3.2mm
- キースイッチ:メンブレン式
- 防水性能:あり
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ELECOM:TK-FDP099T|2,000円台のUSBワイヤレス薄型コンパクトキーボード
スペック
- 接続:無線接続(USB)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2mm
- キースイッチ:パンタグラフ式
- 防水性能:なし
SANWA SUPPLY:SKB-BT22BK|2,000円台のBluetoothスリムキーボード
スペック
- 接続:無線接続(Bluetooth)
- 配列:日本語109A配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2±0.1mm
- キースイッチ:パンタグラフ式
- 防水性能:-
Logicool:K380|4,000円台のマルチデバイスBluetoothキーボード
スペック
- 無線方式 : Bluetooth 3.0
- 接続性:ボタンで3台のデバイスを切り替え
- OS互換性:Windows、Mac、Chrome、iOS、Android
- デザイン:据え置き/持ち運び可能
- 寸法&重量:279 x 124 x 16mm、423g(電池含む)
- ショートカットキー:あり
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iClever:IC-BK06Lite|4,000円台の折りたたみ式のBluetoothキーボード
スペック
- 接続:無線接続(Bluetooth)選択可能
- 配列:英語配列
- テンキー:なし
- Fキー:なし
- キーピッチ:記載なし
- キーストローク:記載なし
- キースイッチ:記載なし
- 防水性能:防滴加工
iClever:IC-BK22|4,000円台のJIS配列のBluetooth5.1キーボード
スペック
- 配列: 日本語配列(JIS配列)
- 重量:373g
- サイズ: 36.6x12.5x1.6cm(薄さの奥1.6~手前0.3cm)
- Bluetooth バリエーション: Bluetooth 5.1
- 受信範囲: 10m
- 充電時間: 2 時間
- 連続使用時間:90時間
- スタンバイ時間: 90日
- 電池:280mAh充電式リチウムバッテリー
- 電池寿命:3年間(交換不可)
- 電源スイッチ:左につまみがある赤色のOFF状態から、緑色に変わる右方向へ切り替え(スライド)てONになります。
ELECOM:TK-FLP01BK|5,000円台のマルチペアリング対応の折りたたみBluetoothキーボード
スペック
- 接続タイプ:Bluetooth
- キー構造:パンタグラフ
- キー配列:日本語
- テンキーの有無:無し
- キーピッチ:19.0mm
- キーストローク:2.0mm
- 対応OS:Windows、Android、iOS
Apple Japan:Apple Magic Keyboard MLA22J/A|1万円台のアップル純正Bluetoothキーボード
スペック
- 接続:無線接続(Bluetooth)
- 配列:日本語配列
- テンキー:なし
- Fキー:あり
- キーピッチ:記載なし
- キーストローク:記載なし
- キースイッチ:記載なし
- 防水性能:なし
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Logicool:K780|1万円台のマルチデバイスBluetooth キーボード
スペック
- キースイッチ:パンタグラフ
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:2mm
- キー配列:日本語101
- 接続方法: Bluetooth Smart、アドバンス2.4GHz(Unifying対応)
- 本体サイズ:380×8~22×158mm
- 重量:875g(電池含む)
Logicool:MX KEYS KX800|2万円台のクリエイターに最適な創造性の高いキーボード
スペック
- 接続:無線接続(bluetooth)
- 配列:日本語配列
- テンキー:あり
- Fキー:あり
- キーピッチ:記載なし
- キーストローク:記載なし
- キースイッチ:記載なし
- 防水性能:記載なし
まとめ
キーボードのおすすめと選び方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
キーボードを変えるだけでタイピングのしやすさは大きくかわり、普段のパソコンやタブレットなどで作業するときの快適さにつながります。
コスパの良いモデルから、高性能なハイエンドモデルまでラインナップは豊富ですので、是非、自分にぴったりのキーボードを選んでください。